時計はなぜ動く
時計の裏側についているクォーツをご覧になったことがありますか。
6cm角四方の厚み2cm足らずの小さな四角の箱。
現代の掛け時計、置き時計のほとんどがこの動力で動いています。
最近の物は真っ黒なカバーで覆われているので中が見えませんが、
カバーを開けると銅色のコイルとプラスティックの歯車がいくつも詰まっています。
歯車で時計を動かす仕組みと言うのは実は中世、初めて機械式時計がこの世にあらわれて以来、
その原理は変わっていません。
変わったのはその動力。
一番初期の機械式時計は動力としておもりを使い、ゼンマイ、電気と変化して
現代に至っています。
また、時代の流れとともにクォーツの電力消費量も軽減され、省エネタイプになると
2-3年電池交換不要というものも出てきています。
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時計の豆知識